ハンドル・ウィンカーボタンの変更
ハーレーXL1200CXのハンドルを883Nの純正ハンドルへ交換
ウィンカーボタンをエクステンションバーに交換
ハーレーのウィンカーボタンの押しずらさを解消するため、
特にアクセル側が、車線変更など加速時の操作性が悪く、
少しツバがついたものに交換したいと思う。
まず注意点は、ハンドルを交換する際、アクセルワイヤーを外してしまうと、
後で調整がややこしいです、
なのでワイヤーを外さずにハンドルを引き抜く作戦でいきたいと思います。
そして、ブレーキのスイッチと、クラッチのスイッチが共に破損する危険があります、
このスイッチが破損すると、ブレーキの方は常にブレーキランプがついた状態になります。
そして、クラッチの方は、ニュートラにしないとエンジンが、かかりません、
クラッチを握ったという合図を送るスイッチが破損しているためです。
(写真の丸の部分が作業時にブレーキレバーで破損するらしい)
(ちなみに通常はレバーが押した状態になっています)
この問題を解決する策として、共にレバーを少し握った状態を作り出すため、
ブレーキの方は、握って付け根に隙間ができるので、
そこに布切れなどを突っ込んで握った状態にします、
これでボタンから離れた状態になるので作業時に破損する危険がグッと減ります。
クラッチは見た感じそんな危険を感じなかったので、スルーしました。
そして、ウィンカーボタンですが、私の愛機は2016年式ロードスターのため、
比較的簡単に交換できるようです。
定かではないですが2013年までは、スイッチボックスの割れ目が違うため、
プロでも嫌がる作業のようです、しかしそれから改善され、
それ以降は割れ目が変わり容易になりました。
さて、作業開始です
まず、左からまいります。
(スイッチボックス上) (スイッチボックス裏)
用心として、ボロ布などで、タンクや傷つきやすいものを覆った方がいいです。
使う道具としてT型レンチ、先が星になっているものです。
スイッチボックスの上部に一つ・下部に一つネジがあります、完全にとってください
すると上部が取れて、スイッチ類があられのない姿になります。
この状態でウィンカースイッチを正面から見てみてくださいスイッチの上部に穴が見えます。
その穴が上下にあり、そこに引っかかる仕組みになっていますので、
精密ドライバーで、まず上部の穴にアプローチします、
水平に入れてやり入ったら優しくテコの原理で上に浮かせます、
この時スイッチ全体を少しだけ前に引っ張ってやります、すると上部がスコッと外れます
問題はここからです、下の穴に入れるアプローチの隙間がありません、
仕方ないので周りから攻めますが、嫌がるので、少し強引にいくとスコッと外れます、
この時のポイントは、穴の状態をイメージしながら少し強引によじるように、することです。
そしてクラッチレバー(ブレーキ側も同じ)を外します、
前面に二つネジがいますので外します、
裏面を見ると例の破損しやすい部分があります、スイッチボックス側が破損しやすそうです、
少しグリスが塗ってあります。
そして、ハンドルのあいた部分から、今度はグリップを外していきます、
このグリップは、ハンドルと接着剤で止めてありますが、簡単に外すことが出来ます、
まず、先ほど使った精密ドライバー、できれば長めのものがいいです、
グリップの長さがあれば抜群です、
そので精密ドライバーをグリップに写真のように挿していきます。
そして少し浮かしその隙間に556のような潤滑剤をスプレーします
そして、潤滑剤を馴染ませるようにグリップをぐりぐりと締め上げます、
するとほんの数十秒でスコッと抜けます、その後、パーツクリーナーなどで油分を取ります。
次にアクセル側にいきます。
アクセル側は冒頭で説明した通り、アクセルワイヤーを取らない作戦です、
しかし今回はウインカーボタンを変えるため、ばらさざるおえません、
しかし慎重にやればきっとうまくいくはずです。
まずスイッチボックスを上下のネジを外し慎重にバラします、
この時一緒にアクセルワイヤーの部分が外れそうになるので、抑えます、
多分そんなにすぐ外れるものではないと思いますが、慎重にいきます、
そして、あの作業で、スイッチを取ります
取り付けは超がつくほど簡単です、注意点は右左を間違わないこと、
裏の出っ張りが上になるように押し付ければ完了です。
完了したら、アクセルワイヤーを挟むようにネジを取り付けます、仮止めで大丈夫です
そして、ブレーキレバーに布を挟んで、大事を取ります、
前面に二つネジがいますので完全にとってください、
次にハンドルマウントのネジを4つ外します、ここは六角ボルトです。
完全に外すとメーターごと外れます、そして、アクセルがまだ付いていますのでアクセル側に
倒れようとしますので、必ず支えておいてください。
外れたらアクセルを引き抜きます。
するとなんとも情けない姿になります・・・・・・早く蘇生してやらねば💦
そして、数日待ちます・・・・・・・・・・・・実はまだ商品が届いておりません、
買ってそのままの勢いでバラしてしまったのでした。
数日後
商品が届きました。
ハンドルはなかなか仰々しい箱に入ってきました。
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比べていきます
ロードスターのりにしかわからないかもしれないが、
スタイルを崩さず、微妙にハンドルをアップさせたい時はおすすめな選択です。
エクステンションバーは左右を間違わないようにしてください。
裏を見ると左右が分ります、出っ張りの位置が微妙に違います、
ひろい方を下にくるようにつけます、写真は左がモデルになっています。
取り付け
まずアクセル側からつけていきます、ワイヤー類は外していないので、
ワイヤーの制限があります、まず、アクセルユニットを差し込みます、
次にスイッチボックスをアクセルに被せるように取り付けます、
次にブレーキをスイッチボックスの溝にはめ込みます
この順番で取り付けないとつきません。
ネジは完全に締め付けてはならず、後で位置調整をしていきます
作業はハンドルが宙ぶらりんでバランスが必要なので、
誰か手伝いがいれば楽に出来ます、私は工夫しながら一人で作業しました(T ^ T)
気を取り直して説明に戻ります、次にハンドルをマウントに仮止めしていきます
次にクラッチ側に移ります、クラッチ側はアクセル側に比べてワイヤーの制限がないため、
ハンドルをつけた状態で作業が出来ます、
ですが制限があるアクセルの方から付けないと付きません
クラッチ側は各部位をネジを緩めて分割すれば付きます、
これで全て付きましたので、ハンドル位置、各部位の角度を調整し、本じめしていきます。
ここでの注意点は、一箇所のネジを一気に閉めないことです、
各部位ごとに表裏、左右ちょっとずつ閉めていきます、一気に閉めすぎると、
歪んで隙間が空いたり、付かない場合も有ります、
ハーレーのハンドルマウント部分は、ネジが硬くて間違っているのかと思えるぐらい硬かった
です、しかしだんだんと入っていきます、ちょっとずつしまっていきます。
ブレーキワイヤーがフレームに付いていますので、外すことをおすすめします。
付かないことはないですが、少し貼り気味だったので私は外しました。
写真の銀色のネジで外れます、
蘇生完了です。
ほんと微妙な位置の変更ですが、これがかなり、上体がおきますので、背中が楽です。
タンクとの隙間もいっぱいに切ってこれぐらいです。
エクステンションスイッチも抜群に進化を発揮してくれます、
ノーマルより少し長いツバが出ているだけなのですが、
右折や、車線変更時のアクセルを開けながら、ウインカーの作業が格段に上がります、
買ってよかった😁
以上がドシロートが工夫しながらハンドル・エクステンションバーの交換をやった
一部始終です、道具が、特殊工具が多くて先にどんな道具が必要かを調べておくといいです
ハーレーはインチ工具です、今回必要だった工具は星型のT型トルク・六角です。
インチ工具は今回は必要ありませんでした。
持っていた方が、作業が出来ます。
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では最後まで、読んでくださりありがとうございました。
楽しいバイクライフを、ご安全に!!
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