武器としての理系思考

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フェイクニュースを見破る・武器としての理系思考

現代に暮らしているわれわれは、情報の渦中にいます、

日々の暮らしの中で得られる情報は、莫大な量です、

しかもその中には、明らかなウソや、情報操作という切り取り報道などもあります。

しかし、われわれはその情報を受けて被害にあっている事にも気づけないほどに、

フェイクニュース然り、利権・金儲けのために利用されています。

例えば、世界の流れの地球温暖化はウソと言われてみなさんは、どう反応するでしょう、

テレビで言ってるのに? 評論家が言っていた、みんな言っている、

などさまざまな意見があるでしょう、

しかしそのテレビや評論家が、何かの利益のために発言していたとすれば、どう思いますか?

今のテレビからの情報のみで暮らしていると、本当の真実の情報は得られません、

何が真実で何がウソなのか、しかしそれを見破ることも、難しい。

テレビは信用できないから、私はネットやYouTubeで情報を得ているという方も、

やはり間違った情報を得ている可能性があります。

ではどうすればいいかというと、やはり知識をつけることが一番の防衛になります。

でも知識というものは、一夜漬けで身につくものでもありません。

そこで、役に立つのが科学です、科学的な思考で物事を考える。

捉え方を変えてみるということです、その考え方を教えてくれるのが、

武田邦彦 著 『フェイクニュースを見破る 武器としての理系思考』です。

武田邦彦先生は、物理学者であり、中部大学総合工学院教授

テレビ出演『ホンマでっかTV』など、YouTubeなどでも情報を発信しています。

しかし、今はテレビにはあまり出演していません、

ネットの評判も「武田はウソをばらまいている」「とんでも科学者だ!」「みんなと違うこと

を言っている」など散々な評判です。

なぜ、テレビからも評判が悪く、ネットでも悪評なのか、、、、

それは、科学者として、『本当のことを言ってしまうからです』

テレビ出演で本当のことを言ってしまうと、みんなにウソがバレてしまい、

商品や世の中の流れが、変わってしまします。

テレビ側はそれはまずいということで、テレビにはあまり出なくなったとの事、

今はネット番組がほとんどです。虎ノ門ニュース・CGSなど。

その武田先生が、教えてくれる理系思考、何をどう見れば良いか、科学的に教えてくれます、

しかし科学的といっても数式などいっさい出てきません。

今回の新型コロナウイルスに限らず、

ちまたには科学の装いをしたフェイクニュースが蔓延しています。

長年にわたってウソがまかり通ってきた結果、

それが世間の常識として定着してしまったものもたくさんあります。

しかし、そうしたウソは多くの場合、

誰かがそのウソによって、『徳をしよう』として流布されたものです。

そして一般の方々が健康面や金銭面で少なくない被害を受けています。

このような状況を打破するためには、一人ひとりが、

『ウソを見抜く力』を養う必要があります。

この力を養うための『理系思考』について、

武田先生が科学者の立場から解説してくれました。

章・案内

序章・フェイクニュースに惑わされないための「科学」の基本のキ

 

第1章・主要メディアに多数登場する、平気でウソをつく人々・・・            ====地震予知とダイオキシン問題

 

第2章・「健康」を害する、新聞・テレビの脅迫的なニセ情報               =====血圧・タバコ・コレステロールについて

 

第3章・「理系アタマ」の考え方で、ちまたのウソを見抜け!               =====日本経済から死後の魂まで

『UFOがいない』とは、本物の科学者は言わない

 

第4章・日本全体を覆う「錯覚」の正体とは?                      =====先の大戦と日本文化を考察

本当に、無駄で無意味な戦争だったのか?

日本と他国の文化はまったく異なる

 

おわりに

フェイクニュースで損をするのは民である

 

 

 

本内容を少し解説

本物の科学者はウソを言わない、

科学者は「ウソをつくことに意味がない」ことを知っているからです。

 

フェイクニュースに騙されない

 

データが出るまで何もいはないのが科学者

テレビに出ている学者を信用するな

物事が始まった途端に発言する科学者・専門家を信用するな、科学は未来を予知できない。

ドイツの哲学者ヘーゲルの言葉

『ミネルバのフクロウは夕暮れに飛翔する』

(科学者というものは、未来を予知できない、物事が終わった夕暮れ(データが出終わった)

時に初めて発言する)

物事が始まった時に動くのは政治家や実業家

したがって、物事が始まった時にすぐ発言する科学者は、

データに基づいていない為、信用してはいけません

テレビに出ている発信者の大部分が間違っています。

芸能人は科学的に間違った発信が80%〜90%

評論家60%

役人やジャーナリストから大学教授になった人40%は、

科学的に間違ったことを発信しています。

以前、武田先生がテレビに出演するとき、

『科学的には、石油はなくならない』と思っているのに

テレビ側は、「どうしても石油がなくなるといってくれ」と譲ろうとしない事があった

武田先生は「言えない」いい、テレビ側とケンカになる、

こうゆう事がよく起こったそうです。

そして、テレビ出演が減っていったそうです。

武田先生は『テレビに出て本当のことを、視聴者に伝えられないのであれば意味がない』

と地上波から少しずつ身を引いていきました。

地球温暖化というウソ

地球温暖化はウソ、地球は大きいから、暑いところもあれば寒いところもある、

テレビは一方の事しか言わないので、情報がかたよる、温暖化していることしか言わない

例えば、同じ経度の日本とカルフォルニア 日本が35℃ぐらいの時、

カルフォルニアでは20℃ぐらいでした、近年の日本は確かに暖かくなっています、

原因は太平洋の海流の変化です。」

縄文海進前と後の変化が日本の気候に変化をもたらした理屈と同じです。

も一つの例えは、『南極の気温』 

以前、南極の気温が25℃と最高気温を記録しました、

マスコミはこぞって大々的に報道しました、

しかし、2018年には、マイナス95℃という史上最低気温を記録した時には、

ほとんど報道されませんでした。

このように、マスコミが誘導したい方の一方的な情報を報道し、

地球が温暖化していすように見せているのです。

 

もっとヒドいフェイクニュースの例をあげましょう。

人類が環境を壊す例として記事にした、

1989年4月20日、朝日新聞の記事で『珊瑚が傷ついている』という記事が載りました、

しかしこの記事はまったくの大ウソで、その実態は、カメラマンが潜り、

自らナイフで珊瑚を削り、その傷跡を写真に撮り記事にしていたのです。

朝日新聞珊瑚記事捏造事件

その後、朝日新聞は謝罪しました。

その他

ダイオキシンの嘘

大東亜戦争は正しい戦争

アジア・アフリカの人種差別を世界で初めて訴えた

そして負けはしたが、有色人種が差別されていることに気づいた人々がいる、そして独立へ

初めて開催された大東亜会議

日本人の宗教は自然と先祖

だからお釈迦様もキリストも拝めるご先祖さまだから

 

このように、私たちが常識として思っていることには、

情報からウケる印象や偏向報道によって歪められていることがたくさんあります。

情報を得るための『理系思考』を身につけ、真実は何かを、見極める必要があります。

この本は読みやすく、その理系思考を身につけるためには、一番の本だと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

感謝

 

 

 

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