情報の要約力

雑記

情報を要約する大切さ。

今日は情報を要約する大切さについてです。

あなたは今まで、よく人に、『で?結局どういうこと?』 『何が言いたいの?』

『え?なんの話?』とか言われたことがないですか?

たとえば会話で急に『そうそう、銀行からOKがもらえました、一安心です。

最近は厳しいからドキドキしていました、担当者がいいひとで頑張ってくれました。』

といきなり、話されたら、『なんの話?』ってなりますよね?

それからやっと『いや、今の家が、手狭になってきたものだから、家を探してまして』

って返ってきます、この場合、家を探しているという、全体像を先に渡してくれなければ

なんの話なのかわかりません。

こうなってしまうのは、あなたが(私も)情報を整理して、

伝える順序を決めて、話てないからです。

よく、いきなり話があちこちいく人がいます、

いきなり違う話をしだすので、相手はなんの話をしているのか、さっぱりわからない。

話す順番は、木で例えるなら、最初に一番伝えなければならない事(全体図)、幹(みき)

次に枝・葉で、これは幹の内容を具体化した、詳細情報です

要約力の高い人は情報の9割を捨てている

要約力の高い人は、情報の9割を捨てているのです。

『これだけは伝える・これさえ伝えれば理解してもらえると言う、ポイントを知っている』

だから、インプットして、頭の中で、グループ分をして、

グループ分したものに優先順位をつける。

そのトップが一番伝えなくてはならない事、ここを伝えれれば、あとは捨てているのです。

要約するには、まず情報収集〜情報整理〜情報伝達に至ります。

情報収集にもやり方があった

まずは情報収集ですが、本を読むとき、ニュースを見るとき、アニメを見るとき

必ず、『認知バイアス』をチェックしなければなりません、

認知バイアスとは、思いこみや偏見のように、「思考の偏り」のことです

『認知バイアス』が強すぎれば、情報を正確に把握出来なくなるので、

要約の妨げにしかならないのです。

これを防ぐためには、人間は認知バイアスを持つ生き物だということを自覚すること

新しい情報に触れるときには、「自分は認知バイアスはかかっていないかな?」と客観視する

あるいはメタ能力を鍛える。

メタ能力を鍛えて客観的に見る

●メタ能力とは・・・自分の思考や行動を客観的に見ること

  1. 自分の思考と感情を書く
  2. 自分に起きた出来事を書く
  3. これはなんのためにやっているのか、目的を考える
  4. 自分の言動を第三者に聞く
  5. 相手はどう思ったのか 考える 書く 相手の気持ちを客観視
  6. 小説や映画を見る いろいろな人の考えや、気持ちに触れる

●上記をすることにより、メタ能力が高まり、

自分の思考や行動を客観視することが、出来るようになります。

 

アナロジーの活性化

アナロジーとは、すでに知っている情報や経験をまったく違う未知のジャンルに転用すること

二つの異なる情報をインプットしたとき、二つを比較・分解・結合を試みる

共通する、本質を見抜き二つの異なる情報を要約してアイデアを出す

 

例えば

『今は1000円の散髪屋が流行っています、いそがしいサラリーマンに人気です

一方コンビニではサービスが多様化しています。』

 

この例では散髪屋とコンビニという、まったく違う情報ですが、

この情報を比較・分解・結合させ『コンビニの一角に散髪ブースを作れば流行るかも』

というアナロジーを活用できるのです。

これはコンビニと1000円散髪という共通の、

手軽さリーズナブル、便利という本質が見えているからです。

 

●木を見たときに、枝や葉っぱなどが元気なかったら、

この葉っぱが元気ないのだと、葉っぱを元気にするように行動する人と

葉っぱが元気ないのは、根っこの状態が悪いのだと、本質を見抜き行動する人の違いです。

 

情報収集をするときは、テーマに即したキーワードを拾う

例え・・・・グローブ・1ラウンド3分・格闘技・チャンピョンベルト=ボクシングのように

キーワードですぐに、なんのことか分かりますよね?

例・ボクシングは、その他の言葉(キーワード)によって情報は成り立っています。

情報には、抽象情報具体情報がある

たとえば、インターネットという言葉は『抽象情報』

インターネットの中にHP・SNS・販売サイト・Webメールなどがあり

さらにその中にSNSの中にFacebook・Twitterなど様々な『具体情報』があります

常に情報を これの上にある抽象情報は?

これの下にある具体情報は?と思考する訓練を欠かさず行うことで、

情報ネットワークが強化され次第にいい要約ができるようになっていきます。

アウトプット情報伝達

 

情報収集をしてインプットできたら、

情報整理・様々な情報をグループ分して、優先順位をつける

そして、9割捨てて、相手は誰、相手のニーズを考え

これだけは伝えると決めた情報を一番を先に伝える。

これが要約して伝達するということです。

 

まとめ

私たちは周囲の情報や環境、あるいは誰かの奴隷になってはいけません、

常に主体的に情報を向き合い要不要を見極めていかなくてならない、

要約力を鍛えるということは、主体的になろうということ、

情報の本質を見極め、人に伝える、伝えるためには自分が理解していなければなりません。

今私たちが生きている時代は、情報の洪水です何が正しく、何が間違っているか、

見極める力を必要とせれています、

情報に飲み込まれる前に、情報を飲み込みましょう。

 

ご静聴ありがとうございました。

 

 

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